キュービトル20%皮下注 2g/10mL・4g/20mL・8g/40mL 新発売
pH4 処理酸性人免疫グロブリン(皮下注射)
1.はじめに・投与部位と速度について
はじめに
- 在宅での自己投与開始前に、医療機関で患者さんやご家族のトレーニングを実施します。
- 患者さんやご家族が投与手技を習得された後は、在宅での自己投与が可能です。
- 自己投与トレーニングの回数や時間は、患者さんによって異なります。
- 投与手技を習得されるまでは、トレーニングを行う必要があります。
投与部位
上腕部、腹部、大腿部、腰部側面など患者さんご自身で投与可能な、皮下脂肪が豊富な部位を選択します。
- 腹部に投与する場合、へそから5cm以内は避けてください。
- 骨ばった部位、目に見える血管、傷(傷跡)や炎症(刺激感)又は感染のある部位は避けてください。
- 薬剤を複数部位(最大4部位まで*1)に同時に投与する場合には、投与する部位の間隔は約5cm以上離してください。
- 前回と同じ場所に投与する場合、針を刺す位置は前の週と少しずつ変えてください。
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本文
*1 海外臨床試験(170904試験:北米)では同時に最大4部位で実施されました。
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本文
*1 海外臨床試験(170904試験:北米)では同時に最大4部位で実施されました。
投与容量・投与速度
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本文(左です)
*2 部位あたりの投与容量は、初回投与では20mL以下とし、2回目以降の投与では患者の状態に応じて最大60mLまで増量することができる。
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本文(右です)
*3 投与速度は、初回及び2回目の投与時は、部位あたり10mL/hで投与を開始し、問題がなければ投与開始から10分以上経過後に最大20mL/hまで増加することができる。
3回目以降の投与は、患者の状態に応じて投与速度を最大60mL/hまで徐々に増加することができる。
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本文(左です)
*2 部位あたりの投与容量は、初回投与では20mL以下とし、2回目以降の投与では患者の状態に応じて最大60mLまで増量することができる。
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本文(右です)
*3 投与速度は、初回及び2回目の投与時は、部位あたり10mL/hで投与を開始し、問題がなければ投与開始から10分以上経過後に最大20mL/hまで増加することができる。
3回目以降の投与は、患者の状態に応じて投与速度を最大60mL/hまで徐々に増加することができる。