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キュービトル20%皮下注 2g/10mL・4g/20mL・8g/40mL 新発売

pH4 処理酸性人免疫グロブリン(皮下注射)
適応症/疾患

適応症/疾患


無又は低ガンマグロブリン血症とは

【無又は低ガンマグロブリン血症とは】1)

無又は低ガンマグロブリン血症は、様々な要因により体内の免疫グロブリンが不足する状態です。体内で免疫グロブリンが全く作られない場合を「無ガンマグロブリン血症」と呼び、正常の約20%以下しか作られない場合を「低ガンマグロブリン血症」と呼びます。
不足する要因は原発性と続発性に分けられます。原発性は先天的な抗体産生・抗体機能障害であり、様々な遺伝性疾患に起因します。一方、続発性は造血器腫瘍などの疾患や免疫抑制剤などの薬剤・治療が原因として挙げられています。

【症状】1)

免疫グロブリンが正常に作られる人よりも、感染症にかかりやすくなります。
また、感染症の再発を繰り返したり、入院治療が必要となることもあります。

【診断基準】1-3)

無ガンマグロブリン血症

  • 全くIgGが作られない、又はIgG≦200mg/dL

低ガンマグロブリン血症

  • IgGが正常の約20%以下(原因により異なる)
  • 一般的にIgG≦400~600mg/dLが低ガンマグロブリン血症の目安となる
  • (IgG基準値=870~1,700mg/dL)

【主な治療法】1,2)

  • 感染予防のための抗菌薬の予防投与、ワクチン接種、免疫グロブリン補充療法(IG/IGRT)など
  • 特に原発性の場合、疾患や重症度によって治療法が異なる

【無又は低ガンマグロブリン血症の原因】4)

画像(PC)
本文

1)一般社団法人日本血液製剤協会ウェブサイト(2023年3月17日参照)http://www.ketsukyo.or.jp/disease/infection/infection_01.html
2)三原 圭一朗ら. 日本輸血細胞治療学会誌. 2021; 67(6): 549-558.
3)SRL総合検査案内(https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/008911302)
4)高田英俊. 小児内科. 2021; vol.53(増刊号): 674-678.

画像(SP)
本文

1)一般社団法人日本血液製剤協会ウェブサイト(2023年3月17日参照)http://www.ketsukyo.or.jp/disease/infection/infection_01.html
2)三原 圭一朗ら. 日本輸血細胞治療学会誌. 2021; 67(6): 549-558.
3)SRL総合検査案内(https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/008911302)
4)高田英俊. 小児内科. 2021; vol.53(増刊号): 674-678.


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