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ラナデルマブ(遺伝子組換え)

HAE発作のメカニズムとラナデルマブの作用機序


HAE発作のメカニズム

HAE発作によるブラジキニン産生

  • ブラジキニンは強い血管透過性亢進作用を有し、HAEにおける浮腫の原因となる重要なメディエーターである1)
  • 心理的・身体的ストレスによって過剰産生されたブラジキニンが、ブラジキニンB2受容体に結合することで、 血管透過性が亢進し浮腫を引き起こす2-5)
画像(PC)
TKZ_HAE発作によるブラジキニン産生
本文

1)Zuraw BL. N Engl J Med. 2008; 359(10): 1027-1036.
2)Craig T, et al. World Allergy Organ J. 2012; 5(12): 182-199.
3)Tse K, et al. Cleve Clin J Med. 2013; 80: 297-308.
著者にDyax社又はShire社(いずれも現:Takeda)より研究助成金等を受領している者が含まれる。
4)Shire. FIRAZYR( icatibant) Summary of Product Characteristics. June 2017.
5)Han ED, et al. J Clin Invest. 2002; 109(8): 1057-1063

 

作用機序イラスト監修:
埼友草加病院 院長 大澤勲先生

画像(SP)
TKZ_HAE発作によるブラジキニン産生
本文

1)Zuraw BL. N Engl J Med. 2008; 359(10): 1027-1036.
2)Craig T, et al. World Allergy Organ J. 2012; 5(12): 182-199.
3)Tse K, et al. Cleve Clin J Med. 2013; 80: 297-308.
著者にDyax社又はShire社(いずれも現:Takeda)より研究助成金等を受領している者が含まれる。
4)Shire. FIRAZYR( icatibant) Summary of Product Characteristics. June 2017.
5)Han ED, et al. J Clin Invest. 2002; 109(8): 1057-1063

 

作用機序イラスト監修:
埼友草加病院 院長 大澤勲先生


ラナデルマブの作用機序

カリクレインによるブラジキニン分離・産生

  • ブラジキニンの産生には複数の経路が関連しており、いずれの経路でもカリクレインが重要な役割を果たす6,7)
画像(PC)
TKZ_カリクレインによるブラジキニン分離・産生
画像(SP)
TKZ_カリクレインによるブラジキニン分離・産生

ラナデルマブのカリクレイン阻害によるブラジキニン産生の抑制

  • ラナデルマブは活性化された血漿カリクレインの基質切断活性に対する阻害薬であり、遺伝性血管性浮腫の急性発作の原因となるブラジキニンの過剰な放出を抑制する6,7)
画像(PC)
TKZ_ラナデルマブのカリクレイン阻害によるブラジキニン産生の抑制
本文

6)Kenniston JA, et al. J Biol Chem. 2014; 289(34): 23596-23608. より作図
7)Busse PJ, et al. N Engl J Med. 2020; 382(12): 1136-1148. より作図


作用機序イラスト監修:
福岡市民病院 院長 堀内孝彦先生

画像(SP)
TKZ_ラナデルマブのカリクレイン阻害によるブラジキニン産生の抑制
本文

6)Kenniston JA, et al. J Biol Chem. 2014; 289(34): 23596-23608. より作図
7)Busse PJ, et al. N Engl J Med. 2020; 382(12): 1136-1148. より作図


作用機序イラスト監修:
福岡市民病院 院長 堀内孝彦先生