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フィラジル皮下注30mgシリンジ 発売中

イカチバント酢酸塩

フィラジル®の作用機序

作用機序

イカチバントは、ブラジキニンB2受容体に対する選択的な競合的拮抗剤であり 1-4、ブラジキニンと同程度の親和性を有します(B2受容体に対するKi値=2nM、B1受容体に対するKi値=1.2μM)。HAEは、C1-INHの欠損または機能障害によるブラジキニンの過剰産生に起因し、ブラジキニンは、HAEの主要症状である局所の腫脹、炎症および疼痛の原因と考えられる血管拡張作用を有します 2-5。イカチバントは、ブラジキニンのブラジキニンB2受容体への結合を阻害し、その結果、HAEの一時的な急性発作の臨床症状を改善します。

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イラスト監修:埼友草加病院院長 大澤 勲 先生

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イラスト監修:埼友草加病院院長 大澤 勲 先生

  1. Zuraw BL. N Engl J Med. 2008; 359: 1027-36.
  2. Craig T, et al. World Allergy Organ J. 2012; 5: 182-99.
    本研究は投稿、会議開催にShire社(現Takeda)の支援を受けた。
    著者にShire社(現Takeda)より講演料、コンサルタント料等を受領している者が含まれる。
  3. Tse K, et al. Cleve Clin J Med. 2013; 80: 297-308.
    著者にShire社(現Takeda)より研究費を受領している者が含まれる。
  4. Shire. FIRAZYR(icatibant) Summary of Product Characteristics. June 2017.
  5. Han ED, et al. J Clin Invest. 2002; 109: 1057-63.