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このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」のご利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

1.用法用量

A

男性患者さんにも投与可能です。また、保険請求の可否については、請求先の審査機関でご確認ください。

参考)
再審査の結果、男性患者では女性患者に比べて安全性・有効性に問題がないことが確認され、電子添文からは、「男性患者に対する使用経験は少ない。」との文言が削除されています1)

(参考資料)

  1. ベネット錠75mg再審査報告書(2018年6月28日)、「使用上の注意」改訂のお知らせ(2018年6月)

A

口の中や食道の粘膜を刺激するおそれがあるため、水に溶かして飲むことを避けてください。
電子添文1)の用法及び用量に関連する注意には次の記載があります。

7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)

・口腔咽頭刺激の可能性があるので噛まずに、なめずに服用する。

(参考資料)

  1. ベネット錠75mg 電子添文

A

【骨粗鬆症の場合】
用法及び用量は剤形別に決まっています。 次回服用予定日に新しい製剤の服用を始めてください1-3)

(参考資料)

  1. ベネット錠2.5mg 電子添文
  2. ベネット錠17.5mg 電子添文
  3. ベネット錠75mg 電子添文

A

ベネット錠は食事や飲料の影響を受けることから、吸収の点では絶食下投与(投与4.5時間後摂食)が優れていると報告されていますが、服用時期として現実的でないこと、就寝前投与とすると夕食後からの時間が規定できないこと、また、食間投与(朝食後3時間)では朝食前30分より吸収が大きく低下することなど、吸収と現実的な服薬のしやすさを考慮すると、朝食前30分の服薬が最適と考えられることから、起床時に服用し、服用後は、少なくとも30分は水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けてください。

(参考資料)

 ベネット錠2.5mg、17.5mg、75mg インタビューフォーム

A

飲み忘れた場合は、その日にまだ何も食べたり飲んだりしていなければ、気が付いたときに1回分を飲んでください。すでに何かを食べたり飲んだりしていた場合は、その日は飲まないでおき、翌朝に飲んでください。次回はあらかじめ決まっていた日に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

(参考資料)

 ベネット錠75mg くすりのしおり

A

本剤は食事や飲料の影響を受けることから、吸収の点では絶食下投与(投与4.5時間後摂食)が優れていると報告されていますが、服用時期として現実的でないこと、就寝前投与とすると夕食後からの時間が規定できないこと、また、食間投与(朝食後3時間)では朝食前30分より吸収が大きく低下することなど、吸収と現実的な服薬のしやすさを考慮すると、朝食前30分の服薬が最適と考えられることから、起床時に服用し、服用後は、少なくとも30分は水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避ける旨が規定されています。

(参考資料)
 ベネット錠2.5mg、17.5mg、75mg インタビューフォーム

A

ベネット錠75㎎で承認された用法及び用量は「月1回」です。
保険審査上の承認可否については、各都道府県の審査機関にご相談いただきますようお願いします。

(参考資料)
 ベネット錠75mg 電子添文

2.安全性

A

骨折時については、電子添文上、注意喚起はおこなっておりません。

手術時については、歯科処置において、電子添文では、重要な基本的注意8.2に「本剤投与中に侵襲的な歯科処置が必要になった場合には本剤の休薬等を考慮すること。」の記載があります1)

8. 重要な基本的注意

8.2 ビスホスホネート系薬剤による治療を受けている患者において、顎骨壊死・顎骨骨髄炎があらわれることがある。報告された症例の多くが抜歯等の顎骨に対する侵襲的な歯科処置や局所感染に関連して発現している。リスク因子としては、悪性腫瘍、化学療法、血管新生阻害薬、コルチコステロイド治療、放射線療法、口腔の不衛生、歯科処置の既往等が知られている。本剤の投与開始前は口腔内の管理状態を確認し、必要に応じて、患者に対し適切な歯科検査を受け、侵襲的な歯科処置をできる限り済ませておくよう指導すること。本剤投与中に侵襲的な歯科処置が必要になった場合には本剤の休薬等を考慮すること。また、口腔内を清潔に保つこと、定期的な歯科検査を受けること、歯科受診時に本剤の使用を歯科医師に告知して侵襲的な歯科処置はできる限り避けることなどを患者に十分説明し、異常が認められた場合には、直ちに歯科・口腔外科を受診するように指導すること。

また、骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版2)に長期間にわたるビスホスホネート薬の治療により顎骨壊死や非定型大腿骨骨折発生リスクが上昇することから一定期間の治療した後の休薬について記載があります。

(参考資料)

  1. ベネット錠75mg 電子添文
  2. 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会(編). 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版. 97.

A

簡易懸濁法によるベネット錠の経管投与は検討していません。

(参考資料)
 ベネット錠2.5mg、17.5mg、75mg インタビューフォーム

A

ベネット錠の粉砕投与は検討していません1)

参考)
電子添文の「7.用法及び用量に関する注意」
・「口腔咽頭刺激の可能性があるので噛まずに、なめずに服用する。」よう記載があります2)

(参考資料)

  1. ベネット錠2.5mg、17.5mg、75mg インタビューフォーム
  2. ベネット錠75mg 電子添文

3.製剤関連

A

簡易懸濁法によるベネット錠75mgの経管投与は検討していません。

(参考資料)
 ベネット錠2.5mg、17.5mg、75mg インタビューフォーム

A

分包後(単剤での分包、他剤との一包化)の安定性は検討していません。

(参考資料)

 ベネット錠2.5mg、17.5mg、75mg インタビューフォーム

4.その他,

A

ベネット錠75㎎は国内臨床試験のプロトコールでは1ヵ月に1回の投与としました。
承認用法のとおり、1ヵ月に1回(その月に1回)でご処方ください。
なお、原則として毎月同じ日に服用してください。

(参考資料)

  • ベネット錠75mg 電子添文