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このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」のご利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

1.用法用量

A

・12歳以上の方は筋肉内に1回接種します。なお、過去にSARS-CoV-2ワクチンの接種歴のない方には、およそ4週間の間隔をおいて2回目接種を行うことができます。
・6歳以上12歳未満の方は初回免疫として、通常、3週間の間隔をおいて2回筋肉内に接種します(6歳以上12歳未満の方には追加免疫は出来ません)。
(出典)
 ヌバキソビッド筋注 添付文書

A

12歳以上の方は前回のSARS-CoV-2ワクチンの接種から少なくとも6ヵ月経過した後に接種することができます。
(出典)
 ヌバキソビッド筋注 添付文書

A

他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。
(出典)
厚生労働省Q&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html#4

A

医師が特に必要と認めた場合に可能です。
(出典)
厚生労働省Q&A
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html#4 

2.安全性

A

6歳未満の方は本剤接種の対象外です。
6歳未満の方への有効性、安全性は確立していません。

なお、6歳~12歳未満の小児では初回免疫のみの適応です。追加免疫では使用できません。
(出典)
 ヌバキソビッド筋注 添付文書

A

本剤はポリソルベート80を含みます。ポリソルベートに重度の過敏症が認められた方は接種しないでください。また、ポリエチレングリコール(PEG)は本剤には入っておりませんが、PEGに重度の過敏症がある場合、ポリソルベートにも重度の過敏症を示す可能性があります。PEGに対して重いアレルギー反応を起こしたことがある方への接種は、専門医による適切な評価とアナフィラキシー等の重度の過敏症発症時の十分な対応ができる体制のもとで行うことが望ましいとされています。
(出典)
ヌバキソビッド筋注 添付文書、適正使用ガイド

3.製剤関連

A

アジュバント(Adjuvant)とは、ラテン語の「助ける」という意味をもつ ‘adjuvare’ という言葉を語源に持ち、ワクチンと一緒に投与して、その効果(免疫原性)を高めるために使用される物質のことです。
あくまでもワクチンの効き目を高めるためのものなので、アジュバントだけを投与してもワクチン効果は得られません。
(出典)
東大医科研  https://vaccine-science.ims.u-tokyo.ac.jp/adjuvant/

A

Matrix-Mは本剤のアジュバントとして使用されています。Matrix-MはNovavax AB(スウェーデン、Uppsala)で開発されたアジュバントで、Matrix-AとMatrix-Cの2つがある比率で混合されたものとなっています。これらは分画化したキラヤサポニンのFraction-AとFraction-Cをそれぞれ、ホスファチジルコリン及びコレステロールを用いて約40 nmのケージ様(檻様)構造体(Matrix)として製剤化されています。キラヤサポニンとは、キラヤ(Quillaja saponaria Molina)の木の樹皮から多段階プロセスで抽出されたサポニンです。

(出典)
 社内資料

A

Matrix-Mと言うアジュバントが含まれています。
(出典)
 ヌバキソビッド筋注 添付文書

A

含まれていません。
(出典)
 ヌバキソビッド筋注 添付文書

A

含まれていません。
(出典)
 ヌバキソビッド筋注 添付文書

A

1バイアルに2回分が分取できる量が充填されています。なお、1回分は、0.5mLとなっています。
(出典)
 ヌバキソビッド筋注 添付文書
 

A

開発元であるNovavax社より技術移管を受け、弊社武田薬品の日本国内の工場で生産しております。
(出典)
 社内資料