患者さんの日常の悩みとイベントを共有するためのポイント
<p><span style="font-family:'Noto Sans', -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, 'Helvetica Neue', Arial, 'Noto Sans', sans-serif, 'Apple Color Emoji', 'Segoe UI Emoji', 'Segoe UI Symbol', 'Noto Color Emoji';">医療従事者が患者さんの⽇常と年間イベントにおける具体的な悩みを拾い上げ、両⽴⽀援を取り組む際のコミュニケーションのポイントを⽰しています。</span></p>
患者さんとともに考える
両⽴⽀援を始めるにあたり、患者さんの悩みや希望・夢を拾い上げることは⼤切です。患者さんが抱える悩みを共有し、困っていることと改善したいことは区別して捉え、患者さんが求める⽀援を⾏うコミュニケーションのツールとしてご活⽤ください。
患者さんの1⽇の困りごと
患者さんの情報を収集する際に仕事について確認することが⼤切です。職場のトイレ環境や勤務形態など職場環境も含めた患者さんの⽇常⽣活を把握して、困りごとを拾い上げ対話をすることで主治医意⾒書の記載内容の充実にもつながります。
患者さんの年間のイベント
患者さんによって⼤事に思うイベントはそれぞれです。体調管理や症状改善のため、服薬やストレス管理・投与経路の考慮など、患者さんの夢や⽬標に合わせた治療計画を⼀緒に考えていくことが⼤切です。
患者さんのライフイベントにおける困りごと
働きながら出産や⼦育てをする⼈も増えています。産前産後の休薬による再燃のリスクや休暇⽇数、時短の活⽤など適切なサポートと治療計画の調整を職場の環境も含めて⾏うことが⼤切です。
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ページ監修
北⾥⼤学北⾥研究所病院 炎症性腸疾患先進治療センター センター⻑ ⼩林 拓先⽣
東邦⼤学医療センター佐倉病院 内科学講座 主任教授 松岡 克善先⽣